本
購入。へうげもの、8巻。読んだ。すばらしい。物語のテンションがまったく落ちない。台風で言えば、非常に強い勢力を保ったまま、日本列島に接近中、というところ。変なたとえだ。 そろそろ終幕が近いのかもしれない。次巻に向けてのあおりがしびれた。 ちゃ…
「小麦粉博物誌」、文化出版局、日清製粉株式会社編。家に転がっていた。読む。 なんだか小麦に関する豆知識を集めた雑学本みたい。
以前、途中であいまいに放り出してしまった万葉集をもう一回読み直そうと思う。今度は大丈夫かな。講談社学術文庫の「万葉秀歌」(1)から(5)。 万葉集は、今から1000年以上前に編集されたものなのに、わかりやすくて、力強い歌が多いので好き。
なぜか家に転がっていた陳建民さんの自伝を読む。「さすらいの麻婆豆腐」。おもしろかった。前半生の流転といい、香港に残してきた奥さんの話といい、破天荒な人。
最近読んだ本。手間を省くために、書影なんかも載せない。 濱田庄司の自伝、「窯にまかせて」。おもしろかった。益子に始めて住んだときは、濱田庄司とつきあうと、ろくろが下手になる、壺の形がゆがむと噂されたとか。へえ。濱田さんはすごくよく整理されて…
石油 最後の1バレル作者: ピーター・ターツァキアン,東方雅美,渡部典子出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2006/12/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見る この本の著者の主張は、石油が枯渇してしまいますよ、という…
「石油 最後の1バレル」を参考に、適当に石油の歴史をまとめておきます。 以前、石油の世紀―支配者たちの興亡〈上〉、石油の世紀―支配者たちの興亡〈下〉という分厚い上下巻の本を図書館で借りたんですが、あんまりにも複雑すぎて頭に入らなかったんですね。…
石油 最後の1バレル作者: ピーター・ターツァキアン,東方雅美,渡部典子出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2006/12/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (14件) を見るいい本。ピークオイルについて書かれた本だと、どうしても大…
緑の世界史〈上〉 (朝日選書)作者: クライブポンティング,Clive Ponting,石弘之,京都大学環境史研究会出版社/メーカー: 朝日新聞発売日: 1994/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (1件) を見る前回読んだ、「森と文明」がおもし…
森と文明作者: ジョンパーリン,安田喜憲,鶴見精二出版社/メーカー: 晶文社発売日: 1994/09/25メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る1994年に翻訳、出版されたやや古い本。内容がおもしろい。図書館で偶然、手に取った本だけど、この分野を代表…
フェルマーの最終定理 (新潮文庫)作者: サイモンシン,Simon Singh,青木薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: 文庫購入: 105人 クリック: 1,697回この商品を含むブログ (575件) を見る良著。フェルマーの最終定理がどういうものなのか、最後…
貧困の終焉―2025年までに世界を変える ジェフリー・サックス著この本の内容にケチをつける人はいないだろうけど。なんとなく読み終わった後に、著者の提案に賛成できない本。なぜ賛成できないのか、まだうまく言葉にならない。 追記。なんというか、この手の…
環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態作者: ビョルン・ロンボルグ,山形浩生出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2003/06/27メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 174回この商品を含むブログ (100件) を見るちょっと圧倒されるようなデータと緻…