大きすぎるフライパンが嫌いだ

このあいだホットケーキを焼いた。かなり大きなサイズのテフロン加工のフライパンを使ったら、外側は黒こげ、中はまだ生、という最悪の状態に仕上がった。
ホットケーキは焦げやすい癖に、しっかり火を通さないと、小麦粉の生っぽさが残ってしまう、という厄介な性質をもっている。
それにしても、出来がひどすぎる。
その後、ホットケーキがぴったり収まる小さなテフロン加工のフライパンを使って、弱火でフタをして焼き上げたら、きつね色の焦げ目がきれいについて、ふっくらと焼き上がった。
ホットケーキ成功。
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翌日、今度は、鋳鉄製のバカ重い上に、馬鹿でかい鉄のフライパンを使って、鶏を焼いたら、また失敗した。
いや、正確には失敗しそうになった。
どうもこの大型フライパンは、鉄板が熱くなって焦げやすい癖に、フライパン表面の熱の分布がまだらで、食べ物の火の通しにムラができる、という傾向がある。
なぜかフライパンの中央が盛り上がって、周辺がへっこんだ凸型をしていて、当然、真ん中ばかり熱くなり、周辺は焦げ目もつかない、という有様。
油を足しながら、周辺と中央を入れ替えて、鶏を焼いているうちに、「また大きなフライパンだ、やってられない」ということを三度くらい思う。
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以上、大きなフライパンは使いにくい上に、料理のできあがりもよくないので大嫌いだ、という愚痴。