キンドルの使い勝手

6月の頭にキンドルを購入したので、ほぼ二ヶ月使ってみての感想です。
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いいところ。
E Inkの電子ペーパーによる画面。すごく文字が読みやすい。グレーのフィルムにくっきりと文字が「印字」されているように見える。
キンドルの商品の写真では、なんだか液晶の画面と違いがないように見えるけれど、実際に見たときの印象は大違い。
紙より視認性がいいかもしれない、ひょっとして、と思う。
サイズ。
重くない。手頃。表示画面の大きさもちょうどいい。
電池のもち。
素晴らしくよくもつ。これだけ電池のもちがいいと、充電しなきゃ、というプレッシャーから解放される。ゆったりとした気持ちで本が読める。
3G。
最初はいらないな、と思っていたけれど、あればあったで便利に使ってしまう。
ただし、本を買って、実際に3Gの通信から本のダウンロードが始まるまでに少し、間がある。パソコンからキンドルに3G経由で電子書籍を送った場合も、すぐには反映されず、しばらくしてから本のダウンロードが始まるよう。
この遅れがわからなくて最初はちょっとまごついた。
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逆に、まだまだ発展途上だと思う部分。
操作性。
アップルほどボタンを少なくするのもどうかと思うけれど、menuとhomeとbackとprevious pageが混在しているのって、どうなの。
使ってみれば慣れるけれど、垢抜けない印象。
英英辞典。
備えつきの辞書はわかりにくい。また小さな十時キーを操作して、意味を知りたい単語に合わせるのだけど、その操作が非常にかったるい。
結局、パソコンか他の電子辞書を脇に置いて、そこで意味を調べながら読んでいる。実際に本を読みながらタッチパネルで、意味のわからない単語にふれて、訳が示される、という形になれば最高なんだけど、電子ペーパーの反応速度では無理か。
まあ、これはipadとか、ほかのタブレットPCに期待。