今さら新年の

お正月から方々の新聞が「希望を持とう」「元気を出そう」と言っていて、なんか違うなーと思っていた。
思うに、希望は「持つ」ものじゃないよね。見方を変えて、「希望があることに気がつく」ものじゃないかしら。
考え方が今までのまま何も変わらないのに、希望を持て、とか元気を出せ、と言ったって、むなしい話。
・・・・・
現実は複雑で、ある面を切り取れば、「希望がもてない」けれど、別の面を切り取れば、「なんだまだいけるじゃないか」という話になる。
要するに、複雑な現実を、希望が見える形で切り取れる、頭の柔らかさが必要、ということではないかしらね。