炒めない炒め物の可能性

昨日、たまたま青椒肉絲(チンジャウロースではなくチンジャオロースか)を作った。
いつもとやり方を変えて、酒と水でゆるめた青椒肉絲のたれを作って、沸騰させ、そこに片栗粉をまぶした牛肉、タケノコ、ピーマンを放りこんでみた。
普通は、牛肉を炒めてからピーマン、タケノコを入れ、たれを絡め合わせる。今回は、その手順を逆にしてみた。
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結果は、思いの外、早く青椒肉絲のたれが片栗粉で固まってしまい、うまくいかなかった。
牛肉に火が通りにくく、たれも片栗粉で濁った色になってしまった。
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ところが、見た目はいまいちなのに、味は悪くなかった。
牛肉や野菜を炒める手順が抜けているので、けっこう材料の味がそのまま出て、ソースに直接からむ感じがする。
普通に作ると、野菜と肉の炒め物+青椒肉絲の味になるのに対して、今回は、野菜と牛肉とタケノコ+青椒肉絲の味になった、というか。
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油の使用量も減るので、若干、ローカロリーかもしれない。
炒めない炒め物はもうちょっと工夫の余地があるなと。