アパラチアントレイル

In Bear Mountain, Revamping the Appalachian Trail - The New York Times
アパラチアントレイルの補修に携わる人たちについての記事。
海外のトレッキングコースの記事に興味がわいたので、いいかげんに内容を要約。
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アパラチアントレイル、ミッドタウンのマンハッタンから45マイル離れた、Bear Mountainから700マイルのハイキングコース。たどるのに、2ヶ月もかかる。
それは荒野のトレイルではあるが、尋常じゃないくらい正確でエレガントなトレイルでもあると。1000ポンドの御影石の厚板でできた800 stepsなど。
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補修に携わるのは、専門のトレイル・ビルダーのEddie Walshさんと、New York-New Jersey Trail Conferenceの常任理事のEdward Goodellさん。
補修は、4年がかりで、100万ドルのプロジェクト。多くは、700人のボランティアの手によって行われる。ローテクな岩と石切の仕事。
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それは2,179-mileにのぼるフットパスの建設が、ボランティアの人々によってなされた驚異の仕事だったということを思い起こさせる。
アパラチアントレイルは、1921年に思いつかれ、1937年に完成した。
Bear Mountainは、19世紀の都市の住人にとって、自然を見に行くための目的地だった。地元のハイキングと山歩きのクラブのメンバーが、1920年代に、真剣にトレイルを築き始め、1924年の1月に最初の20マイルのセクションが完成した。
Bear Mountainの長所も短所も、何百万人もの人が訪れることができることにあった。
何年も時がたつにつれて、トレイルは、再建と再配置の必要性が出てきた。
その解決策は、Mr. Walshりと他のトレイル設計者によって発案されたもので、不可能なくらい大胆に思える、自然石を使った歩道の建設だった。
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計画は2000年から始まって、2005年にデザインが承認され、作業が始まったのは、2006年から。
一日訓練を受け、ボランティアは他の賃金労働者とともに、石を割って、形を整えることを学んだ。
700人のボランティアのうち、半分は、一日働くだけ、もう半分の人たちにとっては、無報酬のパートタイムの仕事。
ボランティアのCatherine Kelleherさんの言葉。
「私は働き始めた、そして思った。おやおや、私がこんなスケールで働くことを期待されたことって、今までにあったっけと。」
「アパラチアントレイルは、長くて、細いバーチャルのコミュニティみたいなもの。いわば、長い長い電源コードみたいなもので、どこでつながろうと、人はそこからエネルギーを得る」