BBCとVOAのポッドキャスト

読む方がこれだけいけるんだから、聴くほうにも何か進歩の兆しがあるかも、と思って、英語のポッドキャストをいくつか聴いてみた。
さすがに、読みが向上すれば、聞き取りも自動的に向上する、というものではないようで、最初の頃は、三十分間、お経を聴いているようなものだった。
しかし、これもまたびっくりしたことに、数日続けて、英語のニュースを聞くうちに、ぼつぼつ聞き取れるようになった。といっても、半分くらいなものだけど。


聴いているのは、BBCVOAポッドキャスト
BBC Podcasts
これのnewsのところにある、global newsっていうやつを聴いている。内容はそのときどきの世界のニュース。スタジオにアナウンサーの人がいて、各地の特派員を呼び出してニュースを報告してもらう、というもの。
BBCのアナウンサーの人は、女性のキャスターも男性のキャスターも深々としたいい声をしている人が多い。イギリス英語なのか、VOAの人のしゃべる英語に比べて上品な感じがする。


VOAVOA News
いろいろとポッドキャストが並んでいる。いくつか聴いたけれど、これがおすすめ、というのはないかな。正直、BBCに比べると、いろいろ魅力に欠ける。アナウンサーの人の声も聞き取りやすいけれど普通で、BBCの人のように、俳優が朗読しているようなかっこよさ、渋さはない。音楽もけっこう安直な感じ。
ただ、英語の発音はBBCよりもゆっくりで、アメリカ英語なので聞き取りやすい。


英語のニュースを聞いて驚いたのは、出てくる人の訛りがめちゃくちゃ強い、ということ。特派員の人は普通の英語をしゃべることが多いけれど、どこか現地に飛んだり、専門家や当事者にインタビューしたりすると、びっくりするくらいみんな変な訛りがある。
訛っているから、ゆっくり喋っても、何を言っているのかわからないことが多い。
あと、電話インタビューも聞き取りにくい。どうかすると、電話口の人が訛った英語で一分くらい長く話していて、その部分、何を言っているのかさっぱり、ということもある。
まー、いろいろあって、おもしろいねえ。