色の分離



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花の写真は、RGBのヒストグラムを見ながら、それぞれの山がしっかり分離するように調整すると、見やすくなるな、ということに気がついた。
これがべたっと重なってしまっていると、いわゆる色かぶりの状態になって、画面全体が垢抜けない感じになってしまう。
自慢じゃないけど、ニコンD40のRAWデータは、けっこう色かぶりがひどい。最近発売されるカメラの写真を見ると、軒並み、透明感のあるすっきりした写真なのに対して、なんで、自分のカメラはこういうふうに写ってしまうのかな、と素朴に疑問を持ってしまうくらい。
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ちなみに、これが色かぶりだ!、というRGBのヒストグラムデータ。

上のようなヒストグラムだと、黄色い花が、やはり黄色っぽい野原の中に埋もれてしまって、古くさーい感じの写真になってしまう。
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一枚目の写真は、全体に青みがかっているけれど、花の黄色とはしっかり分離しているので、雰囲気がいい。元々は、黄色の色かぶりがひどい写真だったので、色温度を極端なくらい青みに振ってみた。
三枚目の写真は、ほとんど何も手を加えていないけれど、すっきりした印象。