わかりやすい複式簿記の説明を見つけた

英語の勉強がてら、英語のウィキペディア複式簿記の項目を読んでいたら、すごくわかりやすい記述を見つけた。
今まで複式簿記って何度勉強しても、ぴんと来ないな、よくわからないなと思っていたけれど、やっと得心がいった。要するに、方程式なのね。
・・・・・
英語版のウィキペディア複式簿記と、借方と貸方のページより。

A + E = L + OE + R'
(where A = Assets, E = Expenses, L = Liabilities, OE = Owner's Equity and R = Revenues)
So 'Debit Accounts (A + E) = Credit Accounts (L + R + OE)'

Assetは資産で、Expensesは費用、Liabilitiesは負債、Owner's Equityは自己資本、Revenuesは収入。Debitが借方、Creditが貸方。
・・・・・
資産+費用=負債+自己資本+収入、というのが複式簿記の方程式であり、つまり、借方(資産+費用)=貸方(負債+株主資本+収入)。
表に出たどんな商業活動も、元をたどれば、それを可能にしたお金の裏付けがある。
複式簿記の中身を、自分の納得のいくように、短くまとめると、そういうことになる。
方程式の左辺は、要するに、日々の具体的な商売のありようを示す。右辺は、その商売を成り立たせるためのどんなお金も、真空からは湧いてこないよ、ということで、その元となったお金のありかを示す。
個人的には、経済活動の表舞台と、その舞台裏、みたいな感じでこの式をとらえている。
・・・・・
今までずっとわからなかったのは、どういう基準で何が借方に分類されて、何が貸方に分類されるのか、ということ。
資産に分類される、工場や土地、店舗などは言ってみれば、自分のもっている財産で、それがなぜ、出費である費用と同じ項目に分類されるのかわからなかった。
また、右側も同じで、なんで借金が収入と同じ枠組みの中にはいるの、と思っていた。
長年の疑問が解消されてすっきり。