衆議院選挙について

うちは、愛知県の某選挙区で、世襲自民党候補、民主党の弁舌さわやかな若手、という選択だった。
正直、自民党の候補はあまり印象に残らない人だった。お父さんが偉い代議士だったらしい、というだけで、それ以外のことはあまりよく知らない。
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政治や経済、外交について、自分の意見が自民党とぴったり重なるわけではないし、民主党と同じ、というわけでもない。
ただ、党首討論では、麻生さんの方に理がある、と感じたし、マニフェストを表面的に比較すれば、自民党の方がより自分の意見に近いと感じた。
それでも、それでも、どうみたって、自民党の候補が自分の意見を代表してくれるとは思えなかった。
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思うに、自民党の議員で今度の選挙に勝ち残ったのは、まだ地域社会のコミュニティがしっかり残っている地域の候補者だったか、無党派層の支持も呼び込めるようなタイプの人だったか、そのいずれかだったのでは。
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地場産業第一次産業保護、地域コミュニティ重視。どこの馬の骨ともわからない、都会ずれした候補者よりは、きちんとこの地で育って、同郷心をもてる、親しみやすい候補者を。
これまでは、それでもよかったのだと思う。
ただ、選挙制度が変わって、都市化が進んでいっても、いつまでも、同じように昔ながらの自民党の候補者を立てていたのでは、どんどん世の中とずれていってしまう。
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このまま都市化が進んでいけば、どんどん無党派層が増えて、地域のコミュニティが解体していくことは目に見えている。
自民党は、候補者の選び方を変えた方がいい。少なくとも、ある程度、宅地化の進んだ地域では、もっと無党派層の共感を呼びやすい候補者に変えた方がいい。
そういうふうに思います。
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という文章を自民党の意見ボックスに入れておいた。