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追記。デスノートを読んで思ったこと。
ついでに言うと、このマンガはリアリティのパースが狂っているよね。
ものすごく細かい心理戦の描写がある一方で、大写しになったときの社会の変化とか、政治や警察のシステムの描写がおざなり。
ミクロの物を写すときには、ものすごく切れ味のある名レンズを使っているのに、マクロ、広角寄りになると、ぐわんぐわんにゆがんだレンズを使っている、というか。
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こういうゆがみはけっこうマンガを読んでいると、よく見かける。近いところでは「20世紀少年」とか。世評ではけっこう絶賛されていても、個人的にはうまく楽しめなかったりする。
アニメや映画、小説なんかでは、リアリティのパースが狂っていてもあまり気にならないなあ。まあそんなものかと思ってみてしまう。なぜ、漫画だけ気になるんだろうね。
そんなこんながあって、現代を扱った漫画はあまり得意じゃなかったりする。所有しているマンガも好きなマンガも、歴史物かファンタジー系がほとんど。