EV値表


オオジシバリの花
D40 + ai nikkor 28mm f2.8s

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引き続き、マニュアル露出の決め方 - 百舌とヒヨドリの露出表について。
この表はEV値表、と言うらしい。
Googleで検索すると、詳しいページがいろいろ載っている。EV値 - Google 検索
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この表で青く塗られた「15」という欄が、大体、晴れた日の露出の組み合わせになる。自分はけっこう絞りこんで撮るのが好きなので、F11と1/250の組み合わせ(7+8=15)なんかはよく使う。
一度、撮った後は、デジタルカメラの背面に出るヒストグラムで露出の具合を確認する。太陽の光が強すぎて、重要な部分が白く飛んでいたり、逆に画像全体が暗かったりする場合は、露出を調整し直す。
大体、真っ暗もしくは、真っ白に写るようだと、大幅に露出を外しているので、二段くらいの調整になる。まあ、そんなに大きく外すことはまれで、大体、2/3段ぐらい暗くしたり、明るくすることが多い。
ついでに、この表の薄い黄色の部分、EV値が12の組み合わせが曇りの日や、明け方、夕方に使う露出の組み合わせ。
部屋の中で撮る場合は、一気に暗くなって(つまり露出を明るくしなければならず)、6か7ぐらいの組み合わせで撮る。人間の目は、徐々に順応していくので、昼の光と夜の室内の明かりがそんなに違うものには見えない。マニュアル露出で撮っていると、光の多いところと少ないところの格差に驚くことが多い。