とても合理的、適度にカオス

用事があって名古屋のシティバンク支店へ行ってきた。
外資系の銀行だからなのか、ものすごく斬新かつ変な窓口システムで感動した。
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普通、邦銀だと、カウンターがずらっと並んでいて、カウンターの上に、それぞれ業務内容が書いてあって、客は番号札をとって、用事のあるカウンターに並ぶ、というシステム。
ところが、シティバンクでは、カウンター事に業務内容が定まっていないようで、入り口で、番号札を渡されて待っていると、銀行員の方が顧客のところまでやってくる。
その上で、適当なテーブルに案内されて、必要事項を書き込み、次にホテルのフロントみたいな、総合窓口みたいなところに用紙を提出して、用事を終える、という。
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なんだかものすごく流動性の高いシステムだけど、要するに、ある特定の業務を扱う窓口ばかりが混んで、後はガラガラ、という状態を避けるための工夫なんだと思う。
後は、お客の要望を聞く人と、実際の処理をする人を分けることで、ミスを減らす効果があるのかな。
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うまくいっているかどうかは微妙なところで、何人かいる銀行員さんは、店舗の中を駆け回って、お客の話を聞いているけれど、正直、処理ペースは遅かった。
あややこしそうな相談を持ちかける人ばかり、それに外国の方も多かった、せいもあるかも。
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けっこう待ち時間は長かったけれど、こういう合理的でへんてこなシステムは好きだ。満足。