インフルエンザ?体験

某月某日、凶悪な風邪を発症する。直前までは「ちょっと今日は体がだるいな」ぐらいだったのが、風呂に入った後、寝る直前くらいから一気に症状が悪化。
ジェットコースターがてっぺんから駆け下りるように、のどの痛みと頭痛と悪寒と関節の痛み、体のだるさがおそってくる。
枕元に水筒を置いて、寝間着の上に何枚も服を重ねてきて眠ろうとする。
頭痛や何やら、とにかくひどくて眠れたものではない。時々、半身だけ起き上がって水を飲む。
明け方までうつらうつら。それでも、できるだけ体を暖かくして、汗をかこうとする。しかし、厚着をして布団にくるまっても、うっすらと寒さが消えず、汗をかけない。
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翌朝。
ひどい頭痛。食欲は幸いある。体を動かすのもだるい。
水筒の水を補給して、朝ご飯を食べて、早々に寝込む。体温は38.3分。
午前中に軽く汗をかけた。
午後、かなり調子が良くなったと思って、再び、体温を計測。しかし、39.7分と悶絶するほど高い温度を見て、びっくりする。
あわてて、氷枕の用意をしてもらい、冷えピタなどを頭に貼って再び休む。
しかし、どうも体が冷えると、体調の改善が思わしくない感じがする。
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泥縄でインターネットを検索し、発熱は体の免疫反応の結果なので、高温でも体調が良ければそれほど心配のないこと、風邪に対する温熱療法などがあることを知る。
そこで、氷枕を止めて、再び、厚着をして布団にくるまる。何度か大量に汗をかいたので、服を着替える。
確かに、体を温めると、体調の改善が速いことに気がつく。
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二日目の朝。
まだのどが痛いが、頭痛はほぼとれた。床上げ。慎重に家の中でうろうろして過ごそうと決める。体温は37.3分。
ものすごく疲れやすい。体がだるくなりやすいが、風邪がぶり返すことはなさそうだ。
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始まり方が凶悪だったので、てっきりこれはインフルエンザかと思いきや、それほど長引かなかった。インフルエンザではなかったのかも。