フランスのストライキ

サルコジ大統領は抗議者に対してより強い手段をとる、NYT
フランスのストライキ。すごいことになっているなあ。高速道路を封鎖したり、精油所を封鎖して、全国のガソリンスタンドのオイルを枯渇させたり。
労働組合が暴れて、大統領が警察に命令を下して、精油所の封鎖を解かせる、とか。ドラマだね。
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労働組合に入っている、労働者はわずかに4%でしかないのに、世論調査では、ストライキの支持が多いらしい。年金の支給年齢を引き上げる、という政府の決定に対して暴れている、というのが支持を集めるポイントなのかしらん。
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労働者には抗議する権利はあるが、物を壊したり、車に火をつけたりする権利はない、みたいなことを政治家が言っていた。ふーむ。
“social confrontation is part of our democracy, but social consensus is, as well.”
「社会的な衝突は、私たちの民主主義の一部である、しかし、社会的な合意もまたそうなのだ。」
以前の年金改革の時の抗議行動が、結局は、法案が成立した後、おさまったことを引いて、フランスの首相の言葉。