北大路魯山人展

JR名古屋高島屋の魯山人展に行ってきた。
招待券が手元にあったので、喜んで出かけたら、同じような招待券を手にした人たちの山が。
高島屋が開くのと同時に行ったのに、遊園地の人気アトラクション前みたいなものすごい行列。
高島屋は相当、たくさん招待券をばらまいたと思う。正規の料金を払っている人なんて、ほとんどいないじゃん。
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それさておき。
内容はけっこうよかった。絵とか書はいまいちよくわからず。「私は先代○○に教えられた」と大書された掛け軸もあった。お世話になった人の息子さんに送ったそうだけど、どれだけ傲慢なおじいさんなのかと。
よかったのは、漆器と陶磁器。
食器のデザインや形がかっこよかった。思ったよりもずっと大振りで、堂々とした姿。大きな平皿の勾配がすごくゆるくて、食べ物を載せやすそうなのも印象に残った。
備前や、織部、黄瀬戸、志野、長石釉の大振りな麦わら手茶碗とか、磁器とか。いろいろな種類の器が展示されていて、どれもかっこよかった。
昔ながらの文様や、デザインに、少しだけ、その当時の現代風な感覚を付け加える、という感じなのかも。