トヨタ、議会の公聴会に呼ばれる、部分訳

Toyota U.S. president faces hostile crowd in Washington - MarketWatch
トヨタのリコール問題。こういうニュースを読むのは気分が沈む。
レクサスのセダンに乗って、自分が意図しないのに、160kmまで加速させられて、死を覚悟した、という女性ドライバーの証言の部分だけ和訳。

In 2006, she testified, her Lexus sedan uncontrollably topped 100 miles per hour and no amount of braking or gear shifting could slow it down. "After about three miles had passed, I thought it was my time to die, and I called my husband," Smith said. "I knew he couldn't help me in this particular situation, but I just needed to hear his voice."
After six miles, according to Smith, the vehicle slowed down to 33 miles per hour and she was able to turn off the engine.

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2006年のことです。彼女は証言します。レクサスのセダンがコントロール不可能になり、時速160kmまで加速し、ブレーキをかけても、ギアをシフトさせても、減速することができませんでした。
「3.6kmほど進んだ後、これが私が死ぬときなんだと私は考えました、そして私は夫に電話しました」
「この特殊な状況下で、夫に電話しても、彼が助けることができるわけではないだろう、私はそうわかっていました。それでも、彼の声を聞きたかったのです。」
9.6kmほど進んだ後、車は時速70kmほどに減速し、彼女はなんとかエンジンを切ることができました。


確か、以前にも、レクサスのペダルの不具合でブレーキが効かなくなり、そのままスピードを減速できず、高速道路の壁かどこかに激突して、そのまま死んでしまった人がいたはず。
で、その人の最後の家族への電話がABCニュースで公開されて、大問題になったはず。
こういう部分を、日本のテレビも新聞も、トヨタに遠慮して省略してしまうので、普通の人は、わけもわからずにアメリカはトヨタを叩いている、と誤解してしまうのではないかと。
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そういう報道が不十分なせいで起こる、世論の食い違い、というのは、捕鯨問題でもありそう。オーストラリアと日本の双方に。
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タイムラグがあったけれど、毎日新聞に記事が載ったね。
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100224k0000e020021000c.html