http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090814-00000001-voice-pol
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090814-00000002-voice-pol
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090814-00000003-voice-pol
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隊長さんはインターネットによって破壊されてしまう側の味方につくことを決意したのかも。これは一種の「転向」みたいなもので、なかなか意義深いものではないかしら。
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うーん、一読した限りでは、論旨がつかみにくいね。また後で追記。
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結論を一口でいうならば、ネットに関するイノベーションは現在、ほぼ停滞している。googleの設立は1998年。あれから11年が経過しているが、全世界が驚くような、googleを超えるような新しい企業が、IT業界で誕生しただろうか?  同時期に動画配信サービスの最大手akamaiも創業しているが、いまだに最大手である。

たとえば、冒頭のこんなところ。
イノベーションは停滞していると断言しておいて、なぜならば、googleを越えるような企業が誕生していないから、というふうに理由を述べているように見える。
別に、新しい企業が誕生していないからといって、イノベーションが停滞しているわけでもないだろうし、なんだかいろいろと荒っぽい言い切りが多い。
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要するに、webやインターネットではあまり儲からない、という事実に依拠して、いろいろとアジろう、ということなのだと思う。
でも、「儲からない」というのは、インターネットの特徴の一つなので、どうしようもないんじゃないかと。確か、梅田望夫さんはどこかで、「儲からないけれど広がる、それがweb2.0の特徴だ」みたいなことを言っていたはず。
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webでは参入障壁が低すぎ、コミュニケーションのコストが低すぎて、大企業が参入して、お金を儲けられるほどの市場が生まれない。その代わり、無数の個人と小企業がGoogleamazonに乗っかって、小さなお金を稼ぐ。
こういう、儲からない特徴こそが、webの革新的な部分で、それを否定してしまったのでは、どうにもならないじゃないかと思う。
今までのようなビジネスにならない、という点が、情報革命をして、産業革命と同じくらいインパクトを社会にもたらす要因になっているんじゃないかと。