家に転がっていた本。
エスキモー 極北の文化誌」、岩波文庫 宮岡伯人
ぺらぺらと見て、「アメリカ合州国」表示だったので、イデオロギーの強い本なのかな、と思ったら全然そうじゃなかった。エスキモー、イヌイットの人たちの言語と伝説、生活ぶり、現状などをまとめた文化誌。主に、アラスカの西北部、ユーコン河の南と西側に住む、ユッピックという人たちの話が中心。
海の女神、セドナについての残酷な民話が記憶に残った。ウィキペディアにも載っている。セドナ - Wikipedia。本の中で紹介されたものとはちょっと違うけれど。
アザラシの脂とブルーベリーだか野いちごだかのジャムを混ぜて作るアイスクリームがデザートになる、という話とか、興味深かった。