土の水簸ってのをやった。手順はこんな感じ。
こんなにも丁寧にやったわけではない。家の裏にあるなんだか粘土っぽい土を試しに水簸してみた、というところ。
ポリバケツの中にざくざくと土を入れて、あくを切って、ひしゃくでぐるぐるとかき回す。しばらくすると、重い砂利は下に沈むけれど、細かい粘土はまだ水に溶けたまま、という状態になる。この泥水を別のポリバケツに移して、二日ぐらいおくと、泥が沈殿する。そこで、上水を切ると、赤土のコーンポタージュみたいな、とろとろの泥漿がとれる。
このどろどろを素焼きの器に移して、日に当てておくと、適当に乾いて粘土になる。あとは練っておしまい。
・・・・・
元の土の、大体半分が砂利になって、半分が粘土になった。ポリバケツに土と水を入れて、ひしゃくでぐるぐるかき回すだけ、という超ローテクなのに、けっこうきれいに分別できるのがおもしろい。