遠近感


朝の火の見櫓
D40 + ai nikkor 28mm f2.8s

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たとえば上のような火の見櫓。どうやったら、火の見櫓の高さを感じる写真が撮れるのかなあ、といつも思う。
よく言われるのは、物に近寄れば、遠近感が強調されて、建物の高さが感じられる、ということ。しかし、近寄りすぎると、建物の造形がわからなくなってしまう。それはまずい。
近寄りすぎると、レンズの画角を越えてしまって、画面の中に対象が収まらなくなる、という問題もある。
逆に、対象から離れすぎると、遠近感がなくなって、物の高さを感じなくなる。
対象の高さと、レンズの画角によって、物の高さを感じるのにちょうどよい距離、というのがあると思う。