比較の空

画像処理のやり方の比較。
上は、RAW画像でコントラストをつけて、GIMP2で白と黒のレイヤ二枚と合成。
下は、RAW画像をそのままjpegに現像。GIMP2で白と黒、薄い緑など、計4枚のレイヤと合成。

白と黒のレイヤを合成する形でコントラストをつけたものの方がおもしろい写真に仕上がっていると思う。現実の空がおかしな方向にデフォルメされて、まるでフィクションの世界の空のよう。

写真の修整ソフトで光を足すのと、いったんjpeg画像にしてから強制的にコントラストをつけるのでは、効果が違うのだと思う。たぶん、写真専用のソフトの場合は、写真が不自然にならないように光を足すのに対して、レイヤを使う場合は、機械的に明度を変化させるのではないかしら。

これは一回、きちんとどういうふうに明暗のヒストグラムが変化するのか確かめた方がいいかも。

あ、比較するのであれば、下の写真も変に色をつけない方がよかったか。
なんとなくそのときの気分で、お、薄緑色が似合うじゃん、と色味をつけてしまった。
追記。二枚の画像の明るさも違うし、これはよい比較ではなかったね。