ママチャリとの比較

ロードを選ぶかクロスを選ぶか
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090713004520
アノニマスダイアリーの記事、ずいぶんブックマークを稼いでいるねえ。やっぱりクロスバイクロードバイクに興味を持つ人が多いんだ。
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いわゆるシティサイクルと比較したとき、クロスバイクロードバイクの特徴は次の3つだと思う。
まあ自分は、クロスバイクよりのシティ車に乗っているだけなので、ちょっと外しているかもしれませんが。

  1. タイヤが細い
  2. 前傾姿勢で乗る
  3. 自転車の車重が軽い

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どれも空気や地面との抵抗を減らすので、より容易に自転車を走らせることができ、より簡単にスピードを上げることができるようになる。
いろいろブログなんかを読んでみると、クロスバイクロードバイクならば、25-30kmぐらいのスピード、今自分が乗っているマークローザでも20kmぐらいのスピードならば、簡単に出すことができる。
足をくるくる回しているだけで、すいすいすいとスピードが出てしまう簡単さは本当に感動的で、自転車ってこんなに快適な乗り物だったのか、と、すごく新鮮な驚きだった。
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一方、ママチャリの良さも確かにあって、それは思うに、

  1. 低速での安定性、低速で走ってもちゃんとまっすぐに進む良さ
  2. かごや泥よけがついている
  3. 盗まれにくい
  4. 堅牢でパンクしにくい、メンテナンスに手間がかからない

といったところだと思う。
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ママチャリというのは、だれでも安全に自転車に乗れるように工夫された乗り物だと思う。
ついこの間までママチャリに乗っていて、クロスバイクよりの自転車に乗り換えたばかりなので、よくわかる。ママチャリはすごく安定性を重視した乗り物なので、傘差し運転をしても平気だし、前かごに重い荷物をのせても平気、子供からお年寄りまでだれでも乗れる。
一方で、安全性を重視するあまり、乗り物として快適とはいえない側面もある。
正直、ママチャリに乗っているときは、さて、面倒だけど、これに乗って、駅まで行くか、という感覚だった。自転車ってのは、体力を使う乗り物で、乗り始めてからしばらくすると、走っているときと同じように、息が切れ、膝の筋肉に乳酸がたまり、その後、徐々に乗りやすくなるような、そういう乗り物だった。
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マークローザ、というクロスバイクよりのシティ車に乗るようになってからは、そういう感覚はまったくない。軽めのギアを漕いでも、ぐんぐん進むし、軽いギアを漕いでいる限り、足が疲れる、という感じは全くしない。
普通のママチャリに比べて、パンクしやすかったり、ふらつく場面があったり、スピードが出て怖かったりすることもある。なので、全員にお勧めするわけではない。
それでも、興味関心のある人は、クロスバイクロードバイクに乗ってみるとよいと思う。