デジタル一眼レフカメラを買う人に
おお、おもしろい。
自分も、デジイチを初めて買う人へのアドバイスをちょっと考えてみる。
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買うならば、nikonかCanonにしておくのが無難、というのはありそう。レンズメーカーが新しいレンズを出すときでも、nikonとCanonへの対応が先で、他のメーカーは後回し、ということが多いような。
でも、ほかのメーカーのカメラを買っても、何の問題もない。ただし、そのときは、photohitoやganrefで、そのメーカーのカメラが出す写真の印象を確かめておくとよいと思う。
このカメラメーカーを使うと、こういう印象の写真になりやすい、というのはあると思うなあ。メーカーによって、絵作りっていうのかな、得意とする写真のタイプが異なる。
たとえばCanonなら、柔らかい雰囲気の写真が得意。画面全体にたっぷり光を吸い込んだような、明るい、優しい感じの写真。
ものすごい上位機種だけど、機種別 - Canon EOS 5D Mark II - はてなフォトライフ、こことかすごくCanonの写真っぽい雰囲気を伝えてくれると思う。
風景写真もいけるけれど、特にポートレートで力を発揮すると思う。テラヤマアニさんがおっしゃるとおり、F値の明るい単焦点のレンズで、被写界深度を浅くして、人や動物を撮るとふんわりとぼけていい感じの写真になる。
Canonは、会社としては、ぎすぎすした話題が最近多いけれど、写真の方は、ふんわりして、透明感があって、明るさのある写真が多いと思う。Canonの写真の印象は、なごみとか癒し、といったイメージ。
で、一方のnikonの写真のイメージはCanonとは逆。
こちらも上位機種だけど、NIKON(ニコン)のデジタルカメラNIKON D3 で撮影した写真(画像)一覧- 写真共有サイト:PHOTOHITO、ここがちょうどいい例になりそう。
nikonのカメラで撮った写真は、なんというか、キリッとした印象で、かっこいい写真になりやすい。
あと、Canonが画面全体のバランスをとるのに対して、nikonは細部の描写の正確さを優先させる気がする。そのせいで、nikonの写真は、解像感はすごいけれど、色のバランスが変、とか、光の周り方が極端すぎる、ということになりやすいような。
元々、nikonのカメラは報道写真や、ジャーナリストが使うようにできていて、そのために、ある物を、それがあるように忠実に写す、という発想があるらしい。
確か、美女を写すならCanon、死体を写すならnikon、みたいな話をどこかで読んだことがある。
まあ、どこのメーカーのカメラ／レンズを買うにしても、一回、photohitoやganrefで、そのカメラで写した写真をたくさん見てみることがおすすめ。
ちなみに、nikonやCanon以外のメーカーの個人的な印象。
オリンパスは、端正な写真、という印象。中心から周辺部の隅々まで注意が行き渡っている感じがする。風景写真を得意とするんじゃないかと。
ソニーは、nikonとCanonの中間くらい。細部の描写もしっかりとしながら、画面全体を自然な雰囲気にコントロールしている感じ。無理のない自然な解像感。
ペンタックスはnikonとよく似ている。ちょっと素朴な感じの独特な味のある写真だと思う。
パナソニックの一眼はごめんなさい。まだ印象を決められるほど、写真を見ていない。
