なぜ天気?

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天気の勉強が楽しいのは、いちばん身近にあって観察できる巨視的現象だからじゃないのかなあ。
夏の暑さの程度や、それがどのくらい長続きするか、とか。夏の空気が過ぎ去って、秋の空気に変わるとか。そういう身近な現象が、地球規模、北半球規模の大型の現象と密接に関係している、というのは楽しい。
スケールの大きな話で、自分はでかくて自転している地球の北半分の中緯度地域に住んでいるだな、ということを確認できる。
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たとえば、台風が高さが10km、その幅は300km以上に及ぶ、平べったい巨大なホットケーキみたいな現象だとか。
そういう、渦巻き状に巻かれた、複数の積乱雲の集まり(=台風)が、さらに周辺の水蒸気を巻き込みながら、海上をゆっくりと日本列島に向かっている、とか。
もう映画のゴジラの比じゃないでしょう。気象現象はやばすぎ。でかすぎ。
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ちなみに上の写真は、台風15号が通り過ぎた後の、家の近くの空。